iPod へのメモの転送に関して他のソフトを色々探したら。やはり何処かのディレクトリへ出力した後、手作業で転送しているのが多かったです、と言うか直接転送しているのが見つからなかった。
なんとか iTunes みたいに iPod をマウントしないで転送したかったのですが、ださださでかなりの労力が必要な方法しか思い浮かばなかったので、とりあえず止めてマウントは我慢してもらう方法にしました。でも iPod を接続すると自動的にメモを転送する様にします。 iPalmMemo を起動しているときは、何時でも転送出来るし、良いのでは無いかと思います。マウントしなくても良くてスマートな方法を思いつくか見つけた時は変更したいと思っています。
後は iPod 上でのメモの見え方で、思うように出来そうで、出来ない感じ、うーむ。さらにファイル名やディレクトリ名の問題もマックとは違うのが有るし。
完成するのを待ってて下さい。
今さらの発見
iPalmMemo でメモをファイルに書き出す処理を書いていたんですが。メモのタイトルをファイル名にしようと思ってたので、その様にしていると。タイトルにスラッシュ(/)が含まれているとファイルのパスと勘違いされてしまいました。まぁ確かにファイルを書き出すパス(ファイル名を含む)を NSString でパラメータにしている訳で、当たり前なんですが。現在の OS (Tiger)ではファイル名にスラッシュを含めることが可能です。(少し前から可能になったようです)と言う事は、何か処理をしないといけない訳です。色々と探した結果。”:” はハイフン “-” に変更されている場合が多い様です。(Mac OS 9 の頃からの名残ですねぇ)肝心のスラッシュは、なんと “:” にすればスラッシュとして扱われる様です。
結果として、ファイル名は “:” を “-” にした後 “/” を “:” にすれば良い、と言う事になります。
多分みなさんはご存じだと思いますが、私は初めて知って驚いてます。
半年ぶりのご無沙汰です
いやぁ早いもので、前回の投稿から半年以上も経ってしまいました。
開発を再開しております。もう少ししたら iPalmMemo の新バージョンが公開出来ると思います。バグ修正とメモを普通のテキストファイルとして書き出す機能、カテゴリ部分のフォント設定機能を追加しました。今後追加する機能としては Leopard の Mail でメモを扱う様になるみたいなのでデータ交換出来れば、と思ってます。同期はかなり難しいと思われます。取り込みは簡単に出来そうだと予想しています。その他には iPod への書き出しです。
UB 化については iPalmMemo 自体そんなに重い処理を行う訳では無いので現状でも特に問題は無いと考えています。
実験的ポッドキャスト
と言っても、私がやるわけでは無いのですが。ポッドキャストって基本的に iPod でイヤホンで聴くわけですよね。で、昔々流行った「生録」を思い出したんです。でも、結構年配の人しか知らないかも、さらにオーディオ関係に興味が無いと。何を思いだしたかと言うと「バイノーラル録音」だったと思うのですが、間違ってるかも。それは普通にステレオで録音するより、臨場感が増す手法だったと思います。スピーカーでは無く聞く場合はヘッドホンでしか効果は得られない、だったはずです。方法自体は簡単でマイクが2個、あと「ダミーヘッド」が必要となります。この「ダミーヘッド」は字の通り人間の「頭」で耳の所にマイクをセットします。人間の頭ですが精密に再現する必要は無いはずで、耳の部分が重要だと思います。まぁ、私自身は実行した事が無いので、なんとも言えないので想像です。セットするマイクは当然耳の穴なので両側共に外に向いてます。普通ステレオ録音だと「ハ」の字にセットしているはずです。「バイノーラル録音」で録音された音を聞くと確かに臨場感が素晴らしかった事を覚えています。目を閉じて聞いていると、まさに目の前で話されている感じがしました。遠くから聞こえてくる自動車が近づき遠ざかる。
FM 放送で聞いたのですが、それ以来ほとんど耳にしたことが無いです。で、ポッドキャストで「バイノーラル録音」手法で録音したのを配信してくれないかなぁ、と思った訳です、と言うか「もう一度聞きたい」ですね。「自分でやれば」と言われると思うのですが、私の場合基本的に技術者なので「コンテンツ」に関しては下手と言うか出来ないんです。自分の声なんて聞きたくないし。
Palm 業界で有名な「ちん」さんとかが「海」や「河原」で録音しているので、その時「バイノーラル録音」してくれれば良いなぁなんて思ったり。「コンテンツ」によって「バイノーラル録音」が活きてくるので結構難しいと思います。それと「ダミーヘッド」を持ち歩くのはかなり勇気が必要だと思います。
でも、誰かやってくれないかなぁ。
遅ればせながら&メモリ増設奮戦記
世間では市販のアプリケーションのみならず、シェウェア・フリーウェアまでも UB (ユニバーサルバイナリ)化が進んでいます。そう言う私はまだ、さっぱりでした。Cocoa なプログラムならプロジェクトを設定すれば動作しそうですけど Palm 関係はビット処理が多いのでおそらく、そのままでは動作しないと思っていました。なので、実機 (Intel Mac)に依る動作確認が必須なのです。
で、とうとうやってしまいました。そうです、Intel Mac (Mac mini) を買ったんです。 プログラムの動作確認なので Core Solo で基本構成だけで良かったのですが、やはり「最初から、最高を」(ちょっと古い)の言葉通り Core Duo にしました。メモリも2GBなんですが、Apple Store からじゃぁ無かったので別途購入しました。でも、ここからが大変。今までマックのメモリ増設とかは自分でやってたんですが、Mac mini ですからねぇ。まぁ、ここはプロにやってもらおうと「クイックガレージ」に問い合わせたところ。現在はその場ではやってもらえなく、預かり、となるそうな。折角持って行っても、また引き取りに行かないといけない、面倒。東京だと「ビット・システム・サービス」でやってるらしい、うらやましい。仕方ないので(何が)やはり自分でやる事を決意し、道具を探す。巷では「スクレイバー」なるものが必要だと言う事らしい。うーん、そんな物を買いに行くのもなぁ、探しましたよ家中。探せば有るもんですねぇ。後は勇気を出して、差し込み、持ち上げる、と。うーん、難しい。ビビりながらやってるから余計に難しい、けど取りあえず開いた。Intel Mac mini の場合ここからも難しい。マザーボードと上に乗っかっている物はコネクタでつながっているらしいが、その他にもフィルム状のケーブルが有る。ネジも有る。ネジを外すには AirMac のアンテナ部分を外す必要が有る。これは一見どうやって外すのか分からなかったのでウェブで検索。しかし、詳しく記述されたページが発見出来ず、「2つの爪で引っかかっているので簡単に外れる」としか書いて無いし。確かに2つの爪らしき物は有るが、どうやって? 結局2つの爪らしき物を指ではさむと「ぴょーん」とアンテナが外れました。スプリングが有ったからです。ようやうネジを外す事が出来ました。フィルム状のケーブルは外さずにコネクタ側の上部のドライブ部分を少し上に上げてコネクタを外し、扉の様に開くと、やっとメモリと御対面出来ました。ふーっ。メモリは両側から金属で挟まれていて、それを少し広げるとメモリが「ポン」と片側だけ持ち上がるので、コネクタからずりずり、と引き出します。入れるのは逆に斜めに「ぐっと」差し込んでから、平らにします。その時、先ほどの金属を少し広げた状態にしないと平らにならないので、注意。ケース以外を元通りにして、動作確認。無事2GB認識しているようです。ケースを戻す時は、少しずつ。
これで、使える状態になったので動作確認しながら UB 化が出来ます。時間がかかりますが、待ってて下さいね。