iPalmMemo 1.2.0 をリリースしたので、ちょっと気分を変えて以前少しだけ書いた QuickLook の作成方法を書いてみます。ただ、適当な作成方法なので雰囲気を知るくらいです。
Apple のドキュメントに Quick Look Programming と言うのが有りますが、私には読むのは無理なので適当にソースを見ながら作成します。大体サンプルとして Sketch と言うのが難しすぎます。記述自体は少ないのですが、元の Sketch のソースが膨大だし、そんなのを引っ張ってこられても「なんのこってすか?」状態になります。
まぁ愚痴はほどほどにして、まず Xcode で新規プロジェクトを作成します。タイプは「Standard Apple Plug-ins」の「Quick Look Plug-in」を指定します。
月別アーカイブ: 2008年3月
iPalmMemo新しい機能
もう少しでリリース出来そうな所まで来ました。新しい機能は以前にも書きましたが Mail.app のメモに対して読み込んだり、書き込んだりです。
何故同期じゃぁ無いんだ!と思われますよね、それは前にも書いた様に Mail.app のデータは HTML で書かれているのと HTML なので画像ファイルとか文字列以外のデータが有るので私には難しすぎる、と言う事で勘弁して下さい。
iPalmMemo には文字列のみ読み込んだり、書き込んだりします。書き込みの時は Mail.app のメモと似た HTML にして登録します。なので、見た目はまあまあ同じ様になるはずです。また、メモを選択した状態で書き込みが可能となります。つまり1メモづつです。読み込み時のカテゴリは「未分類」となります。
メニューから読み込み・書き込みを選んだらウインドウが表示されます。そのウインドウ内のメモは Mail.app のメモと同期しています。なので Mail.app で新規登録・変更・削除すると暫くして(数秒)ウインドウに反映されます。
もう少しテストとか Intel マックでのテストとかした後リリースする予定です。
NSTextView に画像などのファイルを貼り付ける
NSTextView に画像を貼り付ける方法。
まず貼り付けるファイルを元に NSFileWrapper を作成します。
NSFileWrapper *wrap = [[NSFileWrapper alloc] initWithPath:path];
で、これから NSTextAttachment を作成します。
NSTextAttachment *attachment = [[NSTextAttachment alloc] initWithFileWrapper:wrap];
さらに貼り付ける画像の為の NSAttributedString を作成します。
NSAttributedString *attachChar = [NSAttributedString attributedStringWithAttachment:attachment];
一文字の貼り付けるファイルの為の NSAttributedString が出来ました。
この attachChar を NSTextView から取り出した NSAttributedString の貼り付けたい位置に挿入しても良いですし、これから NSTextView にセットする NSAttributedString の何処かに挿入しても良いです。
【例】文字列の最初に貼り付けます
NSMutableAttributedString *attrString = [[NSMutableAttributedString alloc] initWithString:@”画像ファイル”];
[attrString beginEditing];
[attrString insertAttributedString:attachChar atIndex:0];
[attrString endEditing];
[[mTextView textStorage] setAttributedString:attrString];
やってしまった
やってしまいました。同じ日にバグ修正版をリリースしました。なさけない…
メニューの編集項目である「Undo」を間違って「Cut」に割り当ててしまってました。すみません。ついでに画像ファイルをメモに貼り付ける事が出来ます。まぁこれは NSTextView のおかげなんですが。さらに NSTextView の凄い所が PDF ファイルをドロップすると内容が参照出来ました。なんと1ページ分だと思われる領域がスクロールしました。NSTextView が対応していないファイルはアイコンが表示されます。クリックしても何も起こりませんが。テキストタイプのファイル及び拡張子が text , txt のファイルは内容が挿入されます。これは私ね。内容がテキストでもファイルの情報でテキストになって無いのは駄目です。
QueueMemo新バージョン
Leopard になって QueueMemo の動きが変なので調べている時に機能変更もしたくなって、現在進行中。当初から編集モードと参照モードが有るのが嫌だったのですが、私の能力不足も有って仕方なくそうしたのです。今回は思い切ってモードを無くします。無くすことで HTML モードもばっさり切り捨てます。Mac OS X に標準添付されている「スティッキーズ」に限りなく近づいてます。現状での違いはウインドウに張り付く事、画像などのファイルは貼り付ける事が出来ない、くらいかな?。
新しい事がしたくなって QuickLook を作成してみました。iPalmMemo 用のを作成したんですが、元々内容がメモ(PlainText)なので、あまり意味がないですけど。まぁ作成手法と言うかお勉強ですね。